レトロなランニングシューズは、必ずしも薄い形を目指すわけではない。ドイツのスポーツブランドPUMAによるCELL GEO 1「Galactic Dust/Loden」は、90年代のクッショニングの存在感をかかとに集中させ、灰褐色、苔のような緑、バーガンディで秋冬の色に落ち着かせる。品番405336-08は英国のEND.ですでに掲載され、表示価格は139ポンド。10月26日の元記事が示す日本の11月1日という情報と、世界共通の初発売日にまとめてはいけない。
まずかかと、その後にアッパーが見える
視覚的な重さの中心は後部にある。濃いバーガンディのリブ状構造が外へ張り出し、横からは後ろに折れ曲がる支柱の列のように見える。その上を淡いミッドソールの線が走り、濃色のアッパーにつながる。前足部は比較的控えめで、つま先まで同じように丸く膨らませず、前が細く後ろが重いリズムをつくる。古い靴を丸ごと復刻するのではなく、緩衝構造を識別できる外形にもしている。
側面では細めの前足部と外へ張り出すリブ状のかかとが対比する。
後部の近接写真に濃色の革、淡いミッドソール、立体的なバーガンディの部品が見える。PUMA公式はCELLの起源を90年代とし、新しいCELL GEOを現代的で彫刻的な展開として説明する。建築的なかかとは写真からも分かるが、デザインの説明は第三者の性能試験ではない。このモデルの公開着用データがなければ、目立つ造形を速く走れる、歩いても疲れない、身体の負担が減ると書き換えることはできない。着こなしでは、まず側面の比率を変える靴として見たい。
同系色の異素材で、オリーブを平面にしない
アッパーは革と繊維で分かれ、毛足を感じる面、滑らかな濃色パネル、織り目のある部分が交互に現れる。側面の線は複数の表面を通って後部につながる。靴ひもも近い色に揃え、別の明色を足す代わりに素材とソールへ目を向ける。タンの白い跳ねるキャットマークと前足部の同色の小さな印は、遠近で違う認識の仕方をつくっている。
斜め前から革、毛足のある面、繊維の質感を比較できる。俯瞰と靴底の写真には側面だけでは分からない情報がある。細くなるつま先、長いひも部分、足裏を分ける模様により、大きな後部がすべての角度を支配していないことが見える。ストレートパンツなら裾を甲に落として横のリブを出し、短い丈なら靴下と履き口も色面に加えられる。これらは写真に基づく合わせ方の観察で、滑りにくさ、耐候性、運動への適性を保証しない。
俯瞰と底面を並べ、ひもの部分と区分された靴底の模様を見せる。品番、英国価格、日本の発売情報を分ける
購入時の確かな識別情報は405336-08と正式な配色名であり、一覧の緑や茶という大まかな分類だけではない。END.は革と繊維のアッパー、CELLテクノロジー、ラバーアウトソールを明記し、英国サイズを使う。見慣れた数字でも米国や欧州のサイズと同じとは限らず、店の換算表を開いて確認したい。サイズの選択肢が表示されても、全サイズが在庫ありとは判断できない。
現在の選択肢はEND.英国の商品ページで確認できる。139ポンドは英国の表示店価で、元記事の25,300円と11月1日は日本市場の情報だ。台湾の公式価格や世界一律の日程ではない。国外配送と返品は実際の受取国で確認する必要がある。低彩度のアッパーで大きなソールの張りを抑え、明るい銀や蛍光色を使わずに技術的な輪郭を見せる配色だ。