台北士林萬麗酒店(ルネッサンス台北士林ホテル)は、2026年のハロウィーンに2種類の食体験を提案する。1階の士林廚房では、幽霊、カボチャ、モンスターの顔をモチーフにしたデザートやパンをビュッフェに用意し、料金は1人1,580台湾ドルから。R bar逸庭では、紫のカクテル1杯と6種類のショットを組み合わせた「錬金術師」セットを420台湾ドルで、10月31日まで提供する。いずれもサービス料10%が別途必要で、告知の最低料金で計算するとビュッフェは1,738台湾ドル、カクテルセットは462台湾ドルとなる。対象時間帯の料金と提供状況は予約時に確認したい。
幽霊やモンスターの顔の焼き菓子。実際の提供内容は当日のビュッフェによる。 ハロウィーンの形をしたスイーツの中身は? 士林廚房は、なじみのある製菓材料に季節の表情を与える。「紫芋のパウンドケーキ」はココアのパウンド生地に米のパフを加え、上に紫芋のピューレを重ねる。「カボチャの生クリームタルト」は、煮たカボチャとチーズをなめらかなフィリングにし、引き伸ばしたマシュマロでクモの巣を表現。一方はケーキと穀物の組み合わせ、もう一方はタルト生地となめらかな中身が特徴で、見た目だけでなく構成から選べる。
幽霊、カボチャ、クモをモチーフにしたハロウィーンスイーツのイメージ。 「もちの幽霊」の中心は実際にはバニラのパウンドケーキで、刻んだクルミとアーモンドパウダーを加え、粒感のある小豆あんを添えて大福を思わせる姿にしている。名前だけで全体がもちだと考えないほうがよい。「モンスターの顔のパン」は白い生地、菓子パン生地、ココアソースで顔を作り、炭火焼きサツマイモのペースト、チーズ、少量のシナモンを詰める。ナッツや乳製品などにアレルギーがある場合、当日の材料と交差接触の可能性を店に確認してほしい。
手作りのフォンダンケーキは撮影用の展示としても登場する。展示作品と、切り分けて食べられる料理は同じとは限らない。館内にもハロウィーンの装飾が施されるが、発表にはテーマ付きビュッフェ独自の終了日や、全時間帯が最低料金で利用できるとの記載はない。10月31日という期限はR barのカクテルに明記されたもので、両企画に一律に当てはめないようにしたい。
420台湾ドルの錬金術師セットはどう楽しむ? メインの1杯はバタフライピー、エルダーシロップ、ジン、炭酸水を組み合わせる。紫の見た目とともに、花やハーブの香り、甘み、炭酸を感じられる構成だ。添えられた6種類のショットは、それぞれ単独で味わうか、好みに応じてメインのグラスに加え、混ぜる前後の違いを比べる。アルコールを使ったDIYテイスティングセットであり、通常サイズのカクテル6杯や、バーの酒を自由に使えるプランではない。
6種類には個別の名前がある。Blood Spellはベリーの甘酸っぱさ、Witch’s Tearsはレモン、Dark Curseはコーヒーリキュールの香りが中心。Golden Elixirは蜂蜜と果実、Forest Potionはミントとライム、Mystic Bloomは花の香りと軽い酸味を合わせる。少量ずつ別に試してから組み合わせを決めれば、6種類すべてを一度にメインのグラスへ注ぐ必要はない。
営業時間と所在地、予約前の確認事項 R barは毎日14:30〜23:00、ラストオーダー22:30。電話は02-8861-2389の内線11821。士林廚房はランチ11:30〜14:00、ディナー18:00〜21:00、土曜・日曜のアフタヌーンティー15:00〜17:00で、予約は内線11611へ。これは通常の営業枠で、すべての時間帯に同じハロウィーン料理があるという意味ではない。アフタヌーンティーと昼夜の料金、品目、空席は個別に確認したい。
所在地は台北市士林区中山北路五段470巷8号。レストランと予約窓口はホテル公式ダイニングページ で確認できる。写真はホテル提供の料理、カクテル、バーのイメージで、既存の内観写真から今年の装飾全体を判断することはできない。台湾では18歳未満の飲酒は禁止。飲酒運転をせず、バーを利用する場合は安全な帰路をあらかじめ確保しておきたい。
紫の椅子と吹き抜けのバーを写した、R barの既存の内観イメージ。