iOSユーザーが7月末から使えていた機能を、Androidユーザーは約3週間待たされることになった。Spotifyは、AIランニングプレイリスト機能「Running Mode」の正式なAndroid版提供を発表。対象地域は米国、カナダ、英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、スウェーデンで、両OS間のタイムラグをようやく解消した形だ。

使い方はiOS版と同じで、ユーザーはSpotifyのFitness Hub内で機能をオンにし、運動タイプと音楽ジャンルで分類された25種類のプリセットから選択、さらに自分のニーズに応じてランニング時間を調整する。特定のペースを狙いたい人はbeat matchingをオンにして曲のリズムを歩調に合わせることもでき、ランニング中に音声ガイドを流すかどうかも選択可能だ。

Running Modeはまったく新しい概念ではなく、Spotifyは2018年にも似たようなランニング関連の実験を行っている。今回はそれを再始動させ、機能範囲を拡大したものであり、同社が近年進めているフィットネス分野での一連の取り組みの一環と位置付けられる。今年1月、SpotifyはAI生成プレイリスト機能「Prompted Playlists」の提供を開始。4月には公式に、フィットネス向けプレイリストがユーザーから最も多く寄せられるリクエストの一つだと明かしており、同時期にはPeloton との提携も結んでいる。Running Modeはこうした需要に応える製品の一つと見ることができるが、今後さらにAIと運動シーンを組み合わせた機能が登場するかどうかについては、現時点で詳細な情報はない。