一度なら偶然、二度なら重なり、では三度目は?ステラ・レフティを巡る今年の盗作騒動はついに3回目に突入。今回槍玉に挙がっているのは、受賞歴もあるブレイク・シェルトンのカントリーヒット曲だ。
問題となっている楽曲は「Why Wouldn't We」。レフティが今年発表したシングルで、先月リリースされたデビューアルバム「Long Way Home」にも収録されている。楽曲公開後、ネット上ではシェルトンが2017年に発表した「I'll Name The Dogs」との共通点を指摘する声が上がった。メロディーの流れが似ているだけでなく、両曲とも同じテーマ——パートナーシップが次の段階に進む際、日常生活の責任をどう公平に分担するか——を歌っている。「I'll Name The Dogs」は翌年、ナッシュビル・ソングライター・アワードの年間最優秀曲を受賞している。
作詞作曲クレジットでは、「Why Wouldn't We」にはレフティ本人、Emily Weisband、Grady Block、Steph Jonesの名前が並ぶ。一方「I'll Name The Dogs」はMatt Dragstrem、Ben Hayslip、Josh Thompsonが手がけた。現時点で、レフティ、シェルトン双方から今回の類似性について公式なコメントは出ていない。
レフティにとって、こうした指摘を受けるのは今年これで3度目だ。最初は大ヒットシングル「Boston」がノア・カーンの「Stick Season」と比較され、後にカーンは両曲の共通点を理由にこの曲の作詞作曲クレジットに名を連ねることとなった。当時レフティは、「この曲を書いたとき、ノア・カーンのことは全く頭になかった。あの瞬間、頭の中には何もなかった」と説明。さらに「誰かの縄張りを侵すつもりはない。だから似ているというなら似ているでいい、大した問題じゃない」とも語っていた。
2度目の騒動は、デビューアルバムに収録された別の曲「Summer You Were Mine」で起きた。ザ・チックスが1998年に発表した「There's Your Trouble」に似ていると指摘されたのだ。この曲は当初リリースされた際、原曲の作者であるTia SillersとMark Selbyの名前がクレジットに記載されておらず、後になって両者の名前が追加された。
言い換えれば、Leftyが先にバレて後からクレジットを追加するというパターンは今回で2回目。しかも今回の相手は業界的な賞を受賞したBlake Sheltonの作品だけに、この件がどう収束するのかはまだ見えていない。
デビューアルバムのリリースに合わせて、Leftyは北米headlineツアー全18公演の開催も発表。1月8日にDetroitからスタートし、2月20日のChicago公演でツアーを締めくくる。