8月14日夜、Waymoは一足先にX(旧Twitter)でこのニュースを公表した。カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)が自動運転配車サービスのエリア拡大を承認したという内容だ。公式ページの記録更新はまだ追いついておらず、同社自身の発表の方が先行する形となった。この間には、今年1月の申請提出から、審査が一時停止された経緯を経て、8月にようやく承認にこぎつけるまでの道のりがある。

今回の承認は、カリフォルニア州北部・南部合わせて18郡を対象としている:Alameda、Contra Costa、Marin、Napa、Sacramento、San Francisco、San Mateo、Santa Clara、Santa Cruz、Solano、Sonoma、Yolo、Los Angeles、Orange、Riverside、San Bernardino、San Diego、Venturaの各郡だ。SacramentoとSan Diegoは今回初めてサービス提供エリアに加わり、Bay AreaとLosAngelesについては既存サービスエリアの拡大となる。

Waymoは昨年11月の時点ですでにSan Diego進出の意向を表明しており、今年2月にはSacramentoも計画に含まれていると言及していた。今回のCPUCによる承認は、この2都市への進出意向にようやく正式な裏付けを与えた形だ。とはいえ、ツイートにもはっきりと記されている通り、「拡大は段階的に進め、当社の安全フレームワークに従って実施する」とのことだ。つまり、18郡分の通行許可を取得したからといって、車両がすぐさま全ての通りに現れるわけではない。今年7月、Waymoは「完全にセーフティドライバーなし」の自動運転配車をテストする都市の一つとしてSan Diegoに言及しており、同じリストにはDenver、Tampa、Las Vegasも名を連ねていた。

今回の承認対象となる車両は、Waymoが1月に提出した申請内容によれば、既存のJaguar I-Pace、そして中国の自動車メーカーZeekrが製造を手がける新型カスタムミニバン「Ojai」が含まれる。新旧2種類の車両を併用する形となっており、これは今回の拡大が単に既存車両の展開規模を拡大するだけではなく、より広範なカリフォルニア州の道路にOjaiをお披露目する準備でもあることを、ある意味で示唆している。

EngadgetはCPUCに対し今回の決定の詳細について問い合わせを行ったが、現時点で回答は得られていない。