
2011年当時、未来主義の象徴として語られたあのランニングシューズが、今回は言い換えるまでもなく、そのまま漆黒を纏った。Mizuno が WAVE PROPHECY 1 をリメイクし、「Black」カラーウェイとして発売。シューズ全体に施された切り抜きやラインは当時のままだが、今回は Runbird ロゴまでもが同色に溶け込むように隠されている。


このシューズの核となる要素はこれまで一貫して変わっていない——ソールを貫く INFINITY WAVE ミッドソール構造だ。幾何学的な波状パーツによってクッション性とサポート性を生み出す中空設計で、従来のランニングシューズに多いフォーム素材の積層とは一線を画す。今回のバージョンでは新素材を用いてこの構造を再構築しており、公式によれば足の動きに合わせた移行がよりスムーズになったという。アッパーはレイヤードメッシュと合成素材の組み合わせで、全体をオールブラックに統一。同系色の重なりだけで陰影を作り出し、視覚的に存在感をあえて抑えている。アウトソールには Wgrip ラバーを採用し、グリップ力を重視した仕様に。







