作家がアーティスト・イン・レジデンスで本を書くのは当たり前なのに、読者には1冊の本をきちんと読み切る権利すら与えられていない——これはタイのリゾート「PRY1」が投げかけた問いであり、今年立ち上げた「Reader in Residence 2026」プログラムの出発点でもある。

泰國森林度假村開放「讀者駐村」:帶一本書,換四天三夜免費食宿

PRY1はタイのプラチンブリー県にあり、カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)に隣接する森林リゾートだ。今回開設された読者向け滞在プログラムでは、4日間3泊分の宿泊と食事が提供され、期間は9月7日から30日の間で自由に選べる。選ばれた人は同じく読書好きの友人を1人連れて行くことができ、2名分の部屋と朝食付きの食事は全額無料。さらに園内のVAYA Kitchenで使える2,000タイバーツ分の飲食クレジットも付与される。

うっかり本を持って行くのを忘れてしまった場合でも安心だ。リゾート内には「bulbul in the woods」という名の小さな図書館があり、自由に本を手に取ることができる。

泰國森林度假村開放「讀者駐村」:帶一本書,換四天三夜免費食宿

これらの特典を受けるための条件はそれほど複雑ではない。滞在終了後1週間以内に、各SNSプラットフォームでそれぞれ1本ずつ投稿し、なぜその本を選んでPRY1で読むことにしたのかをシェアすること。形式は問わず、ストーリーズでも写真でも、短いエッセイでも構わない。表現方法は完全に申請者の自由に委ねられている。

申請締切は7月31日。選出者は8月12日にメールで通知される。都会の喧騒から離れ、静かな森の中で積んでいた本を読み切りたいという人にとって、これは具体的で期限もあり、明確な条件付きのチャンスと言えるだろう。