音楽フェスが3年連続で雨に打ち負かされるとは、いったいどういうことなのか。2024年はパンデミックによる延期の末に中止、2025年は「記録的な豪雨」により急遽打ち切りとなった。2026年は4日間の日程を無事終えたものの、日曜日には再び激しい豪雨に見舞われた。Bonnaroo主催者は今回、天候に再び賭けることはせず、2027年を丸1年休止して会場を休ませることを決めた。
この決定はSNSアカウントを通じて発表された。主催者の投稿によれば、2026年の開幕前には多額の資金を投じてキャンプ場とCenteroo エリアの改修を行い、排水システムの改善、新たな舗装路4.5マイルの敷設、そして135エーカーにおよぶ新しい芝生の植栽などを実施。会場「The Farm」がより過酷な天候に耐えられるようにするための対策だったという。しかし数年にわたり嵐が続けて襲い、さらに今年の日曜日にも激しい豪雨が重なったことで、主催者はメイン会場に回復の時間が必要だと判断した。
「簡単な決断ではありませんでしたし、軽々しく下したわけでもありません。ですが、この休止期間が結果的にBonnarooをさらに良くすることは分かっています」と主催者は投稿に綴った。
ここ数年を振り返ると、Bonnarooの悪天候による受難の記録は決して短くない。2020年はパンデミックによる延期の末に中止となり、翌年も降雨問題で開催断念に追い込まれた。2025年はTyler, The CreatorやOlivia Rodrigo、Hozierをヘッドライナーに迎え好調な滑り出しを見せたものの、記録的な降雨によりキャンプ場のコンディションが持ちこたえられなくなり、急遽中止となった。今年6月11日から14日にかけて無事に幕を閉じた2026年版は、The Strokes、Turnstile、Skrillex、Noah Kahanらがヘッドライナーを務め、排水・舗装工事完了後初めての実地テストとなった。
1年間の休止を経て、Bonnarooがいつ復活するのか、また2028年のラインナップをどう組むのかについては、現時点で主催者からさらなる詳細は明らかにされていない。