「マッド・キング」がいかにして人々に見放されていったかを描く舞台劇が、まずストラトフォードで完売を記録し、次の目的地をロンドンに定めた。ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)と英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(Royal Shakespeare Company、RSC)は、『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚の舞台劇「Game Of Thrones: The Mad King」が2027年にロンドンで上演されることを発表した。
Duncan Macmillanが脚本を手がけたこの大作は、『氷と炎の歌』原作小説より前の時代、『ゲーム・オブ・スローンズ』の物語が始まる10年前を舞台に、イリス2世(Aerys II)が統治する「マッド・キング」時代を描く。その残虐な支配に恐れをなした人々が、いかに彼に対抗する陰謀を企てたかが描かれている。同作は8月8日よりRSCのストラトフォードにあるロイヤル・シェイクスピア劇場で上演され、9月5日に今回の公演を終える予定。
マーティンはプレスリリースで次のように語った。「ストラトフォードでの初演は本当に楽しい時間でした。この作品がロンドンへ移り、より多くの観客とこの体験を共有できることを嬉しく思います。これから刺激的な旅が始まります」。RSCの共同芸術監督であるDaniel EvansとTamara Harveyは、ストラトフォードでの観客の反応が「非常に熱狂的だった」と指摘し、チケット購入者の57%がRSCに初めて足を運んだ新規観客だったと明らかにした。「この美しく壮大な作品を、より多くの人々に発見してもらえるのが待ちきれません」とコメントしている。
BBC Newsの報道によると、同作は技術的な問題により初期のプレビュー公演がいくつか中止となったものの、正式公演開始後は評論家から好意的な評価を得ている。現在、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの世界観は拡大を続けており、テレビスピンオフ作品「House Of The Dragon」と「A Knight Of The Seven Kingdoms」がHBOで放送中で、さらにビデオゲームと映画も同時に製作が進められている。
ロンドン公演の具体的な劇場、開演日、チケット情報については、まだ発表されていない。
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