「Naughty Dogは今シーズンのクリエイティブな方向性には関与していない」――この一言は、原作者自身がシーズン3のクレジットから自らの名前を外したも同然だ。Neil Druckmannは『The Washington Post』の最新インタビューでこう率直に語っている。「私は今シーズンの方向性を形作ることには関わっていないし、Naughty Dogもクリエイティブな立場でこのシーズンの方向性に関わっていない」。
Druckmannは、HBO『The Last of Us』シーズン1・2の共同脚本・監督を務めた人物だ。シーズン2の最終話放送後まもなく、彼はゲーム原作の脚本家Halley Grossと共に降板を発表。当時の説明では、シーズン3が本格的に始動する前に、全てのエネルギーをNaughty Dogに戻す時期が来たということだった。次回作『Intergalactic: The Heretic Prophet』の脚本・監督業務、そしてStudio HeadおよびHead of Creativeとしての責務に集中するためだという。
当初は別のNaughty Dogメンバーがシーズン3の脚本チームに残ると公式に確認されていたが、今回のDruckmannの発言はさらに一歩踏み込んだ距離の取り方を示している――彼個人がフェードアウトするだけでなく、スタジオ全体としても今シーズンの方向性とは一線を画すという姿勢だ。
とはいえ、このIPをまだ気にかけているファンに向けて、彼は一言残している。「ゲームクリエイターとして、Naughty Dogは今もこのIPの守り手だ。今回のドラマ化は一区切りを迎えるかもしれないが、『The Last of Us』との関わりはまだ終わっていない。いくつかの企画が進行中で、タイミングが合えばぜひ話したい」。今年に入って彼はシリーズの「今後の道筋」についても言及していたが、以前は第3作の発売を示唆する噌に冷水を差していた経緯があり、オンライン作品も2023年に開発中止となっている。
シーズン1はゲーム原作に忠実だったが、シーズン2の改変には多くのプレイヤーが不満を示し、視聴率は前シーズンから55%下落した。この騒動の後、Ellie役のBella Ramseyは批判者に対し、気に入らないなら次のシーズン3は見なくていいと発言していた――このシーズンは2027年公開予定で、現時点で計画されているドラマ版としては最終章にあたる。