
1966年に初登場したカローラ。60周年を迎えるにあたって用意されたのは、コンセプトカーではなく実際に購入して乗れる量産モデルだった。Toyotaは現行のHybrid SEグレードをベースにした「2027 Corolla 60th Anniversary Special Edition」を発表。全米市場限定2,500台で、2027年初頭の納車開始を予定している。


エクステリアでは、リアに配置されていたSEのエンブレムを専用の記念バッジに変更。ボディカラーは「Ice Cap」と、今回の限定色として新たに登場した「Supersonic Red」から選択可能だ。組み合わされるのはブラック仕上げのツートン18インチアロイホイールで、通常のSEグレードよりもよりアグレッシブな見た目に仕上がっている。

キャビン内も同じくスポーティな路線でまとめられている。ブラック×レッドのスポーツシートには特殊なファブリック素材を採用し、フロアマットやドアシルプレートには記念モデル専用のデザインを施し、限定モデルであることをアピールする。センターコンソールには10.5インチのToyota Audio Multimediaシステムを搭載。エントリーグレード標準装備の8インチディスプレイよりも一回り大きく、さらにToyota Safety Sense 3.0の先進安全システムも備わっている。
パワートレインは記念モデル専用に新設されたものではなく、1.8リッター直列4気筒エンジンに第5世代Toyota Hybrid Systemを組み合わせたシステムを踏襲。システム出力は138馬力で、公式発表によると燃費は1ガロンあたり50マイル相当を実現している。車体はTNGA-Cプラットフォームをベースとし、低重心で機敏なハンドリングが特徴。パワーの配分は電子制御CVTがエンジンとバッテリーシステムの間で行う。
記念モデル以外の2027年モデルのカローラのラインナップは、既存のパワートレインを維持。ガソリン専用モデルは2.0リッターDynamic Forceエンジンを引き続き採用し、出力は169馬力。新たに「Inked」と名付けられた深いブラックのボディカラーも追加される。標準モデルは今年秋の発売を予定しており、価格は23,325ドルから(別途輸送費1,295ドル)。60周年記念モデルは2027年初頭の登場まで待つ必要があり、米国市場限定で2,500台のみの販売となる。






