
Food & Travel Editor
Drew Hsu
A TIDEZINE editorial byline covering restaurants, bars, hospitality and travel across Taiwan and Asia.
Latest Stories

色を減らして質感は削らない:Amy Kalikow が Water Mill の邸宅で色彩を捨て、素材の表情を残した理由
デザイナーの Amy Kalikow が、30年来の友人でアーティストの Stephanie Hirsch-Graf とタッグを組み、色彩の代わりにニュートラルカラーと質感の重なりで魅せるハンプトンズの邸宅を完成させた。それぞれの空間には、静かながらも目を引くディテールが忍ばせてある。

中環新店YuSang:韓式つまみと酒場文化をLANDMARK PRINCE'Sに
YuSangは韓国の伝統的な飲酒ゲーム「流觴曲水」から名付けられ、anju(つまみ)とsool(酒)の組み合わせを主軸に展開。看板の蜜香マッコリ、エゴマ風味のブラータチーズ、galbi-jjimは必食の一品。

香港のフィッシュ&チップス10選、魚種はニュージーランド産タラから西貢のマユまで幅広く
セントラルから将軍澳まで、香港のイギリス式フィッシュ&チップス地図は高級ハタから地元のマユまで多岐にわたる。価格はフライドポテト1皿HKD48から、ハタのセットHKD320まで幅広く、10軒それぞれがこのイギリス国民食を独自に解釈している。

《ガーディアン》が13年も「小皿料理をやめろ」と叫んでも、アジア人には何のことかピンとこない
ロンドンのメディアは2013年から2025年まで、小皿料理を「暴政」だと罵り続け、禁止すべきだと言ってきた。しかし点心、バンチャン、メゼといった「小皿料理」はアジアで何百年も食べられてきたのに、誰も「助けて」とは言っていない。

銅鑼湾のカフェ9選:本格ハンドドリップ専門店からフォトジェニックなカフェバーまで一挙紹介
2012年に台北で誕生したArtista Perfettoから、韓国風の新店The Berlin Serviceまで、銅鑼湾のカフェ9軒は本格ハンドドリップ派とデザイン重視のフォトジェニック派、2つの路線にまたがる。単品メニュー、価格、住所も併せて紹介。

マコモタケにマヨネーズを添えてテイスティングメニューへ、28歳シェフが大稲埕に「mirei未麗」オープン
東京のミシュラン二つ星キッチン出身の飯塚健太氏が、台湾初となる個人レストラン「mirei未麗」をオープン。マコモタケや胡麻ソース和え麺といった台湾の日常の味を解体・再構築し、大稲埕に店を構えた。コース料理は1人NT$3,680。

タイティーブランドKarun Thai Tea、10月に香港・九龍城AIRSIDEへ進出 海外初出店は啟德を選定
バンコク発のKarun Thai Teaが今年10月、啟德AIRSIDEに海外初となる店舗をオープン。ブランド設立7周年のタイミングと重なり、甘さ調整が可能な手作りタイティーが目玉となる。

上海ジェラートマップ:漢方薬、豆花、葱油拌麺までもが一杯のジェラートに変身
烏魯木斉中路はすでに上海の「ジェラート通り」と呼ばれているが、本当に面白いのは店の数ではない。中曜堂は漢方薬で風味をつけ、Making Gelatoは豆花をアイスに仕立て、Dal Cuoreに至っては葱油拌麺フレーバーまで登場させている。

東京発ハンバーグ丼「Hikiniku To Come」が上海に上陸、行列ブーム収束後も私が推すのは地元ライバル
東京発の「Hikiniku To Come」は今年1月、上海・東湖路のFUFUモールに出店。オーストラリア産和牛肩肉を炭火焼きたてで提供し、オープン当初は行列ができるほどの人気だったが、ブームが落ち着いた今、実食してみると地元ライバル「肉肉大米」の方が並ぶ価値があるかもしれないと感じた。

『Lanterns』はスーパーヒーローの必殺技を見せない、まずはサスペンスドラマとして自分を撮り上げた
HBO最新のDCUドラマ『Lanterns』は、Hal Jordanに戦闘スーツを脱がせてジーンズを履かせ、宇宙規模の危機を人口1,001人のネブラスカ州の小さな町に隠した。英『GQ』のレビューは、現時点で最も見応えのあるスーパーヒーロー作品だと評している。

カローラ生誕60周年、Toyotaが2,500台限定のハイブリッドで記念
Toyotaが「2027 Corolla 60th Anniversary Special Edition」を発表。Hybrid SEグレードをベースに、全米限定2,500台で製作され、2027年初頭の発売を予定している。

レギュレーションの枷を外したCadillac V-One、830馬力で欧州サーキットスーパーカー勢に挑戦
CadillacはMonterey Car Weekでシングルシーターコンセプトカー「V-One」を発表。V-Series.Rレースカーと同じDallara製カーボンファイバーシャシーを採用し、LMDhレギュレーションの制約を外すことで馬力は830馬力まで到達。個人コレクター向けの限定生産についても検討されているという。

Ask for Alonzo がシチリア限定メニューを発表、注目は rigatoni alla norma
香港のイタリアンレストラン Ask for Alonzo が3品構成の「Taste of Sicily」限定メニューを開始。本日から11月15日まで、1名香港ドル358元で提供。イエローテールの crudo からナスとトマトのパスタまで、シチリア東海岸の味わいを楽しめる。

銅鑼湾グルメマップ:地下の鉄板焼きからミシュラン一つ星まで、階段の先に隠れた19軒のレストラン
9階のオフィスビルにある鉄板焼きから、地下のインドネシア料理まで、銅鑼湾の美味しい店はほとんど路面店にはない。このリストには、路地裏やビルの縦方向の空間に隠れた19軒のレストランを収録。ミシュラン一つ星、老舗の醤油西洋料理、エスニック料理まで網羅している。

Grand Seiko SBGA527は世界50本限定 ホノルルのBen Bridgeのために作られた海の限定モデル
Grand Seikoが限定モデルSBGA527を発表。Ben Bridge Jewelerホノルルの2店舗のみで販売され、和歌山・白浜ビーチとワイキキビーチの姉妹都市関係にインスパイアされた一本。価格は7,600ドル。

Ferrari Special Projectsが2年かけて製作したCZ26、世界に1台だけのアメリカ人向けカスタムスーパーカー
Ferrari Special ProjectsがSF90 Stradaleをベースに、あるアメリカ人顧客専用の1台「CZ26」を製作。世界に1台限りのこのモデルは、派手な造形を積み重ねるのではなく、引き算のデザインでボディを仕上げている。

OMAの黄金の東屋からモロッコ宮殿まで:Foodieが選ぶ香港フォトジェニックカフェ12選
尖沙咀から大嶼山の梅窩まで、香港の12軒のカフェではラテアート以上に空間設計が主役になる。OMA設計の立方体パビリオンからモロッコ宮殿風の旗艦店まで揃う。

フィッシュ&チップスの油が変わる:Dune Brothersが牛脂で未利用魚を揚げるアメリカ発の新解釈
米ロードアイランド州プロビデンスの「Dune Brothers」は、サメやエイなど未利用魚を100%精製牛脂で揚げ、ポテトチップスの砕片で食感をプラス。伝統的なフィッシュ&チップスに3つの工夫を凝らしている。

同じ一本のギリシャ産乳香酒、Testing Roomは香水調に、公共住宅は包種茶を注ぐ
ギリシャ・キオス島の乳香スピリッツ「Skinos」が台湾初上陸となる限定企画。Testing Roomはトップ・ミドル・ラストノートで香水の論理をカクテルに落とし込み、The Public Houseは紅烏龍茶、スイカ、巨峰ぶどうをグラスに詰め込んだ。8月末までの期間限定で楽しめる。

「屋根を外しただけ」は建前:EccentricaがDiabloを骨格まで解体し、3,500点の部品で組み直す
Monterey Car Weekで、Eccentricaが初代Lamborghini DiabloをベースにしたV12 Roadsterを披露。オープンボディの下には再設計されたサスペンション、ボディ、そして550馬力の自然吸気V12が搭載され、世界限定19台のみの生産となる。

奇をてらわず10年:Sakal Phoeungのキッチン、Le Cortoがサイゴンのシェフを育てる揺りかごに
SofitelからLe Corto独立まで、シェフSakal Phoeungは10年かけて証明した。レストランの長寿はコンセプトの刷新ではなく、規律と人材育成にあると。

1日のスマホ利用7.3時間、ノルウェーZ世代はパン生地作りで自分を取り戻す
ノルウェーの調査機関Opinionが発表した最新レポート「UNG 2026」によると、15歳から25歳の世代はアルゴリズムに縛られながらも、TikTokでパン作りや魚料理を学び、キッチンを情報過多への不安から逃れる出口にしている。

役割交代:新人歌手Kaceyが案内、Foodie編集者は今回食べる専門
新人歌手KaceyがFoodie編集者Aidenを連れて秘密の食べ歩きルートへ。中東家庭料理からフレンチの定番まで、デビュー後の味覚と生活リズムの変化を語り合う。

店舗を持たないパン職人、キッチンを唯一の店にする
北川桂は築50年以上の平屋で卵・乳製品不使用のパンを焼く。木の床と昭和の窓辺のあいだに、完全予約制の自宅ベーカリー工房が息づいている。

湯種職人とミニマル・ベーカリー:東京に見る二つの「技術×個性」経営解法
同じ「技術×個性」理論から、笹塚の「ドゥイスト」は規模拡大と海外輸出へ、西大井の「テンパーニュ」は一人二拠点・人件費ゼロ・家賃ゼロを選んだ。杉窪章匡氏の経営講座、その答えは真逆だった。

スウェーデンのパン職人による終末提案:日持ちして栄養満点、ほんのり甘い「非常用パン」
2004年のスマトラ島沖地震・津波を機に高まった防災意識を背景に、スウェーデンでは近年、プロのパン職人による「非常用パン」コンテストが開催されている。優勝したのは湯種製法で日持ちとほのかな甘みを両立させた全粒粉パンだった。

金属加工の社長がパスタ業界に参入、マンマの手打ち信仰を覆す
マルケ州発のブランドMetodo Massiは、産地や食材ではなく「方法(メトッド)」を看板に掲げる。創業者は金属加工業出身。工業レベルの精密な発想で、グルメをも唸らせるパスタを作り上げた。

パリの菓子職人・高塚俊也:フランス乳製品の「矛盾」こそが、彼のスイーツの骨格
「Restaurant KEI」で10年間パティスリーシェフを務めた高塚俊也が、2025年パリで独立。ブルターニュ産バターとノルマンディー産クリームチーズを使い、濃厚でありながら軽やかなフレンチスイーツを生み出す。

卵を8分40秒茹でて、8.40ユーロで販売:パリ初の「ウフ・マヨ」専門バー
パリ11区のレストラン「Ter.」が、最も家庭的な料理であるウフ・マヨを丸ごとバーメニューに仕立てた。半熟卵に味噌、醤油、海苔をあしらい、その裏には元シェフの日本経験と、ちょっと面白い数字の偶然が隠れている。

ひげも芯も捨てない:白金高輪の割烹が「捨てる部分」を一杯のスープに仕立てる
日本料理店「わたなべ」の店主が、香ばしく焼いたとうもろこしをひげも芯も丸ごと煮出し、利尻一等昆布だけで出汁を引いた、冷たくも温かくもいける「すりながし」を披露。もったいないの心も、こだわりの一皿になり得ることを示している。