1月のオープン当日、上海・東湖路に新しくオープンしたFUFUモールの入口には長い行列ができていた。皆が待っていたのは、白いご飯の上にのった炭火焼きのハンバーグだ。これは東京発「Hikiniku To Come」の上海1号店で、店舗はモールの通り沿いにある主要な区画に構えられ、人通りが一目でわかる立地だ。
「Hikiniku To Come」はすでにアジアで十数店舗を展開しており、その場で挽いた和牛を使った炭火焼きハンバーグ丼で知られる。上海店ではオーストラリア産和牛の肩肉を使用し、1個90gのハンバーグを使用。標準セットは3個で128元、2個で98元。味噌汁と生卵1個が付き、白飯はおかわり自由。ハンバーグはすべて席前のカウンターでその場で焼き上げられ、調理過程を目の前で見ることができる。
「Hikiniku To Come」の挽き肉はより細かく挽かれており、ハンバーグの食感もふんわりとしている。しかし「模倣者」とも呼ばれる地元ブランド「肉肉大米」——現在上海に十数店舗を展開中——と比べると、天秤はやはり後者に傾く。「肉肉大米」は焼き加減を自分で選べ、レア(五分熟)を頼めば鉄板の上でジュージューと音を立てながら提供され、スープとサラダも食べ放題だ。「Hikiniku To Come」の炭火の香ばしさは確かに本物だが、全体としては想像していたほどの出来ではなかった。